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済生会福岡総合病院の看護師、金堀まゆみさんご退職

済生会福岡総合病院の看護師、金堀まゆみさんが今年3月末で定年退職されます。

私は済生会での入院通院中にお世話になり、それから長くお会いしておりませんでしたが、退職を風の噂に聞きましてお会いしてきました。

金堀さんは、1975年(昭和50年)より40年近く済生会病院に勤務され、あの"美空ひばり"さんの退院時にお見送りもされてきた院内一番のベテラン看護師で、もはや院内では知らない人はいない生き字引的存在でいらっしゃいます。

退院

<参考写真:美空ひばりさん 済生会病院前>

看護師一筋40年。様々な科に携わり病院のことや先生の裏表まで何でも知っていることで関係者にとっては(ある意味)恐れられた方です(笑)。

他の看護師さんから「医師や他の看護師にやかましく言えるご意見番なんですよ」「正義感あって尊敬しています」等の内輪話も聞き及んでいます。そのお陰で私ら患者さんにとってはとても頼れる看護師さんを知っているというだけで、とても安心できました。

また金堀さんは、済生会病院耳鼻咽喉科に勤務されていた山下先生と同科を盛り上げて来られた名コンビ。お話の中で金堀さんは「山下先生は患者さんが多くてね。夜の9時10時まで診察していたなんてこともよくありましたよ。看護師人生の中で最も忙しかったことが未だ鮮明に記憶に残っています。」と、その当時のことを振り返りながら「(40年を通して)これまで色々な先生を見て来ましたけど、患者さんに対してあんなに熱心な先生は見たことありません。間違いなく私の思うナンバーワンの先生です。」とも仰っていました。

退職後は、今やっている陶芸、和服のリメイク、旅行、カーブス体操などの趣味を楽しみながら、これまで出来なかった地域のコミニュティーから、大野城市福祉部(コスモサロンを通じ)老人ホームなどに出向いて人と人とのふれ合いを大切に、ボランティアも頑張っていきますからね。と元気いっぱいに熱く希望を語ってくださいました。

年金生活でゆっくりできる金堀さんですが、ゆっくりしないそのバイタリティーさには驚くばかり。一言でいうと鍛えられ方が違うなと感じました。

あと2カ月ほどですが、これまで長い間、本当にありがとうございました。

患者を代表してお礼申し上げます。

2014年2月3日 患者の岡田くん

アクロス福岡

2014年3月28日 アクロス福岡より撮影 - 桜満開

拡大写真:済生会福岡総合病院 2816×2112 pic 1.3MB saiseikai-fukuoka2.jpg

平成24(2012)年度 看護職員知事表彰受賞者 九州医事新報さんの記事へ 別